
生産完了(2014年8月)

周波数範囲 |
10〜50,000Hz |
出力電圧 |
0.5mV/1kHz |
内部インピーダンス |
1.8Ω(DCR) |
針圧 |
1.9〜2.2g |
針先 |
セミ・ラインコンタクト |
自重 |
9g |
発売時期 |
2003年12月 |
生産完了 |
2014年8月 |

My Sonic Labは、2003年秋に発表した「Eminent」により、MCカートリッジブランドとしてデビューしました。
まず、内部インピーダンス:1.8Ω/出力電圧:0.5mVという、かつてどんなカートリッジも実現したことのない高効率設計で話題となりましたが、それはその数字(データ)だけでなく、再生音そのものを大きく変えることになりました。
信号源のインピーダンス(内部抵抗)を低く、出力エネルギーを高く、しかも磁気歪みの低減を図るということは、再生信号のダイナミックレンジを格段に向上させるという基本的な動力源の改善を図ったものですが、カートリッジにとって最も困難な技術的問題点に踏み込んだことになります。
その原動力が20年以上の研究の中から生まれたコア材「SH-μX」です。
「Eminent」は、この「SH-μX」の能力と再生音の質を世に知らしめた初めてのカートリッジとなりました。
そして、このEminentを起源として派生・発展したのが、MONO用カートリッジ「Eminent
Solo」であり、上位機種の「Hyper Eminent」です。
My Sonicの音造りは作為的にならず、極力ナチュラルな再生音を求めた結果が、セミラインコンタクトの針先とアルミ(ジュラルミン)カンチレバーの採用、ハウジングは高精度加工に適したアルミ合金(快削合金・A5052)を採用した、ハード・アノダイズ処理を施しております。
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